MA MAISONは
仏語で“私の家”。
私の家に招かれたような気持ちで
ゆったりとお過ごしください
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皐月の季節です。五月雨月(さみだれづき)は当て字だそうで、稲の成長に欠かせない雨が降る月、聖(さ)なる水垂れ(みだれ)る月、でさみだれづきだとか。
5月1日は、すずらんの日。そして5月2日は“八十八夜”立春から数えての八十八夜の2日に摘んだお茶を飲むと健康にいいとか。気候も落ち着き、霜も降りなくなるので、田んぼでは田植えの時期に入りますね。あたり一面に張られた水面の美しいこと。良い季節が始まります。田植えはこれからですが、麦秋はすぐそこです。麦畑ではあちこち穂が揺れています。
さて、太宰治の書いた『八十八夜』が読みたくなるのもこの季節。俗的なものではなく、純文学が書きたいのだけど、書けないが故に、いや書くために全財産を手に知り合いの女将を頼って信州上諏訪まで旅をする話。駒ヶ岳、別名甲斐駒を八ヶ岳と間違える人を心の中では間違いを指摘している主人公。主人公笠井は、太宰同様憎めない人たらしのようです。
ゆっくり過ごせる人もそうでない方も、すぐに読める短編で、かつ最後のシーンになんとも人間味深く感じるのでおすすめです。
これからは景色もまばゆい季節になりますね。
花鳥のあかね別れに春くれてけさよりむかふ夏山の色 (玉葉集 夏 293)
この歌のように、あっというまに夏がきそうです。
5月は桐の花が咲く時、大高緑地公園には桐の木があります。薄紫のベル型の花を見に行きませんか。
お帰りの際は、どうぞ当家へお越しくださいませ。
寛いでいただけるようお待ち申し上げております。
当家主
