MA MAISON

仏語“私家”。

私の家に招かれたような気持ちで
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今月のコラム(2026年7月)

 7月に入り、水取雨と呼ばれる、田植え後の苗には必要な雨として喜ばれています。日の光と雨の恵を交互に浴びた苗は穂が実りはじめぐんぐん伸びて、秋を迎える準備をはじめます。
七夕あたり七十二候の三十一候にあたる“温風至(あつかぜいたる)”でした。小暑なので、こころから暑くなるそうです。

さて、各地蓮の花が気高く咲いています。ご覧になられましたか?市内ですと鶴舞公園の胡蝶ヶ池が毎年見事に咲いています。

“荷心香”という言葉があります。“かしんかんばし”と読むのですが、その昔南朝梁の簡文帝蕭綱(503~551年)の詠んだ漢詩の一文に由来すると言われているそうです。

荷心は蓮の花。直訳で“蓮の花の香”なのですが、夕暮れ時の蓮の花たちを前にすると、うっとりするような心境になります。残念ながら拙者は香りではなく、どこからか漂うさわやかさでふらふらと近寄ったら蓮池にたどり着いたのですが、可憐でもあり清楚でもあり、妖艶さもあり……。蓮は泥沼の中でも毎年、芽を出して美しく花を咲かせるところが、ほっとさせるのでしょうか。
暑さで呼吸が浅くなっていたら、蓮たちを見てゆっくりとした時を感じるのも良いかもしれません。
荷心香を体験されたあとは、どうぞ我が家においでくださいませ。過ごしやすく整え、スタッフ一同、皆さまのご来店をお待ち申し上げております。

当家主

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